近畿大学では、新型コロナウイルスの影響で令和2年度の授業開始は5月11日(月)と発表され、通常のスケジュールより1ヶ月遅れる授業の開始となりました。そのため、偶発的にすべてのスケジュールが1カ月遅れることになりました。
そこで、後期授業の開始を一カ月遅らせるわけにもいかない大学としては、約1カ月間の夏休みを無くすようにスケジュール調整しました。
一方で、大学生としては夏休み期間にガッツリとアルバイトしたり、免許を取得したり、色々予定を考えていたことでしょうが、夏休み期間が減ることで計画が狂ってしまうと心配になっているのではないでしょうか。
当記事では、最新の年間行事予定表を確認しながら、夏休み期間は実際何日あるのかまた、後期授業の授業形態はどうなるのかをお伝えしたいとおもいます。
目次
近畿大学の夏休みについて
変更前の夏休み期間
新型コロナウイルスの影響を受ける前に発表されたスケジュールは、2020年8月6日(木)~9月11日(金)でした。例年、この期間はほぼ変わることのない長期休暇でした。新型コロナウイルスがよほどの例外であることがわかりますね。
次に、変更後の最新版令和2年度年間行事予定から夏休み期間について確認しましょう。
コロナ後の夏休み期間
引用:近畿大学短期大学HPより
上記のスケジュールを見てわかる通り、コロナ後の変更された夏休み期間は、2020年8月11日(月)~8月15日(金)です。5日間ですね。前後の休日を含めたとしても、8日間ですね。少なすぎます…。
スケジュール表の①~⑮の数字は、1つの学期に15回ある授業のことです。ここで注目したいのが、黄色と青の二種類に分かれていることです。かなりややこしいのですが、青の夏休み以降の⑭~⑮は補講期間なのです。オンライン授業により、夏休みに⑭⑮回目の授業を実施するようにスケジュール調整がなされましたが、大学の教授の都合上、夏休みにずらすことができない場合がほとんどです。そのため、①~⑬の授業が実施される間に、平日の6限に補講を実施する・土曜日に補講を実施する・補講に相当する課題を出題することによって⑭⑮回目の補講期間の授業と代替することができるように定められました。
つまり、⑭⑮のマークがついた青のマークは事前に代替されることで休みになるのです。
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次に、緑色のバックカラーの「補講」についてですね。
関連記事:近畿大学の補講とは。補講の欠席は成績に関係する?
この補講は従来の補講とは少し違います。先ほど説明した、⑭⑮回目の振り返り授業期間です。基本的に緑色の補講期間では授業は実施されません。では、何のための補講期間なのか。それは、「基礎ゼミ」や「演習」などの実験・実習系の講義を実施するための期間です。しかも、コロナウイルスが収束し通学可能と判断された場合に実施されます。現在の状況下では、収束のめどが立っていないので、実施されることはないでしょう。
実際の夏休み期間まとめ
- 青の14・15回目の授業は事前に代替されることで休みになる
- 緑の補講期間は基本的に授業は実施されない
そのため、実際の夏休み期間は2020年8月9日(日)~9月11日(木)の34日間となる可能性が高いです。授業によっては青の期間に実施されることがあるかもしれませんが、それでも約1ヶ月は夏休みがあると考えられますね!
近畿大学の後期授業について
後期授業はいつから?
公式ホームページやUNIPAを確認する限り、後期授業の情報は発表されていません。しかし、先ほどの年間行事予定やコロナ以前に発表されていた後期授業開始日から予想すると2020年9月12日(金)が妥当でしょう。
後期授業の授業形態
後期授業もオンラインで実施されるのではないか?と不安に思っている方がいらっしゃるでしょう。
現状、近畿大学の後期授業については、情報公開されていません。ただし、大学へ問い合わせた際、「コロナウイルスの状況によって判断するので、今は分からない」という回答を頂きました。つまり、後期授業は8月・9月ごろにならないと分からないとの回答です。
私の個人の見解ですが、後期授業はオンライン授業と分散登校を並行したスタイルになるのではないかと考えています。近畿大学は全学生数が3万人を超えるマンモス校です。そのような学校はクラスター発生リスクがかなり高い現場であります。大学としては、授業実施でクラスターが発生し、コロナウイルスの死亡者が出てしまうことが一番避けなければならない事態であると思います。また、京都産業大学の学生が風評被害を受け、アルバイトをクビにされた事件からも大学はかなり慎重に判断するでしょう。しかし、大学入学初年度の1年生に不服が募る点も理解できます。
これらの判断材料から、後期授業はオンライン授業で感染リスクを可能な限り抑えつつ、1年生の生徒間コミュニケーションを保つ、分散登校を並行したスタイルになるのではと考えます。
今後、新たな情報が入りましたら、追記致します。
まとめ
当記事の要点は以下の3つです。
- 5日間と発表された夏休みは最大34日間に増える可能性がある
- 後期授業はオンラインの可能性は捨てきれない
- 新入生の不満を考慮して分散登校が実施される可能性あり
以上です。
コロナウイルスで自宅にいる時間が長くなっていると思いますが、自分磨きなど有効的に時間を使えるといいですね!
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