【これを読めば全て分かる!!】マイナポイントって結局なに?各社の還元率一覧から具体的な申請方法まで

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読書する少女 下宿・一人暮らし

2020年7月1日より、マイナンバーカード普及と消費の促進のために総務省で「マイナポイント」の申込受付が開始しました。還元サービスが実施されるのは2020年9月1日からですので、開始に備えて、情報を収集しておきましょう。

また、公式サイトを確認し、「何がお得なのか」「どのように申請するのか」「結局どの決済サービスを利用するのがお得なのか」という部分だけを抜粋して取りまとめました。

当記事では、

  • マイナポイント」とは何か
  • 予約・申込はどのようにするのか
  • どの決済サービスを利用すれば得できるのか

という点を重視して、解説していきます。


「マイナポイント」事業について

マイナポイントとは

マイナポイントとは、総務省が提供するサービスで、各決済サービス(電子マネー/プリペイドカード/QRコード/クレジットカード/デビットカード)を1つ選び、その決済サービスでチャージ金額または購入額の25%分累計20000円まで最大5000円分ポイント還元を実施する事業です。(公式サイト)

基本的に、総務省としては、どの決済サービスを利用しても上限は一律5000円ですが、各決済サービス会社は5000円より更に上乗せした還元キャンペーンを実施しています。

例えば、イオンリテール株式会社が提供する「WAON」では上限5000円のWAONポイント還元に加えて、+2000円のWAONポイント還元を実施するキャンペーンを開催しています。

一方で、PayPay株式会社が提供する「PayPay」では、上限5000円のPayPayボーナス還元に加えて、抽選で1等100万円×10人、2等5万円×150人、3等5千円×1500人、4等500円×15万人にPayPayボーナスを付与するキャンペーンを実施しています。

つまり、各決済サービスでキャンペーンが実施されているものを決済サービスとして登録するのがお得であり、キャンペーンの内容は各決済サービスごとに異なることが分かります。

以上の内容をまとめると、

  • マイナポイントは最大5000円のポイント還元が受けられる
  • 各決済サービスを1つ選択し、登録する
  • 各決済サービス会社ごとに5000円に上乗せしたキャンペーンがある

となります。以降の章で「どの決済サービスを利用することがお得なのか」ひと目でわかるように解説していきます。


マイナポイントの申請期間と必要書類

マイナポイントは2020年7月1日より申請受付が開始されます。還元実施期間は2020年9月1日から2021年3月末までなので、2020年7月1日から2020年8月末までの期間は還元対象ではありませんのでご注意ください。

申請に必要になるのが、①マイナンバーカード②数字4桁のパスワード③決済サービスID/セキュリティコードです。中でも①のマイナンバーカードはマイナンバー通知書と違いますので、持っていない方は作る必要があります。(マイナンバーカードの作り方はこちら)


対象となる決済サービス

nanaco、WAON、楽天Edyなどの電子マネー。Suica、ICOCAなどの交通系。LaCuCa、駿河屋マイカードなどのプリペイドカード。LINE Pay、d払い、メルペイなどのQRコード決済。楽天カード、三井住友カードなどの各種クレジットカード。SMBCデビット、イオン銀行CASH+DEBITカードなどのデビットカードが対象となります。(対象となるサービスはこちらから検索)

中でも還元キャンペーンが実施されているのは、電子マネーQRコード決済が多いです。

また、注意点として、一度選択した決済サービスは変更できません。今後、対象となる決済サービスは随時追加される予定であり、各決済サービスがより大きな還元キャンペーンを打ち出す可能性も否めません。

そのため、決済サービスの選択は当分の間、先送りにしておく方が良いでしょう。


マイナポイントのデメリットと注意点

まず、一番に考えられるデメリットは情報漏えいの危険性です。マイナンバーカードを発行させ、消費を推進するために、専用スマートフォンアプリ「マイナポイント」を開始しましたが、その安全性はいかなるものか、不明であります。過去に大手コンビニチェーンのセブンイレブンが開始したセブンPayも個人情報の管理の甘さからサービス休止に追い込まれました。同じようになるリスクは大いにありますね。

また、マイナンバーカードを発行する際、本人認証に利用する数字4桁のパスワードを発行しなければなりません。これが分かってしまえば、マイナンバーカードを勝手に取得され、悪用されるようなリスクも考えられます。せめて6桁のパスワードにしてほしいです。。


また、注意点としては、マイナポイントに対する国の予算として、約2000億円であるため、ポイント還元を受けることができる人は先着の約4千万人となる可能性がある点です。全ての人が、還元上限金額まで利用するとは限らないので、実際にどうなるかは分からないですが、手続きは少しずつ始めた方が良いですね。


マイナポイントでお得な決済サービス一覧

各決済サービスのキャンペーン一覧

※スマートフォンの方は画面を横向きにしてみるか、画像を保存してご覧ください。


1位:還元率のWAON

WAONはイオンリテールが提供するプリペイド型電子マネーサービスです。今回のマイナポイントキャンペーンでは、残高をチャージする際に、キャンペーン特典が付与されます。ただし、公式サイトを確認して分かるように、申請時期によって受けられる特典上限が変わります。

また、9月5日(1000WAON)、10月25日(500WAON)、11月20日(500WAON)と段階を踏んでポイント還元がなされるため、定期的にWAONを利用する必要があるわけですね。

WAONマイナポイントの説明がある公式サイトはこちら


2位:Suica、メルペイ、au Pay

還元率2位はSuica、メルペイ、au Payです。これらの違いは還元となる対象です。Suicaはチャージ金額に対して、JRE POINTが付与されますが、メルペイは支払い金額に対してメルカリポイントが付与されます。au Payはチャージ金額及び支払い金額に対してau Pay残高が付与されます。

これらの情報だけ見るとau Payが優れているように感じますが、これらの決済サービスの普及率としては、メルペイ(iD) ≧ Suica > au pay の順なので、Suicaやメルペイがよいと思います。

それぞれの公式サイト→Suicaメルペイau Pay


注目のPayPay、LINE Pay

PayPayの還元方法は抽選で当たった方に、以下のようなPayPayボーナスを付与します。

1等 100万円相当× 10人
2等 5万円相当× 150人
3等 5千円相当× 1500人
4等 500円相当× 150000人

総額1億円の配当キャンペーンを実施するようです。1等が当たれば、、還元率は脅威の5025%とんでもない還元率になってしまいますね。逆に、外れてしまえば、還元率は25%となります。4等に当たったとしても、27.5%でFami Pay、d払いに並ぶ還元率となります。

ちなみに、2020年2月時点でPayPay利用ユーザー数は2500万人を突破したというデータがあります。(ソースはコチラ) 今回のキャンペーンですと、当選者数は151,660人ですので、当選確率は0.6%程度になってしまいます。期待値は高いので、選択する価値はありそうですよね。

PayPayの公式サイトはこちら


一方で、独自のキャンペーンを実施するのはLINE Payです。ポイント上乗せによる還元は実施せず、毎月クーポンを5枚発券し、3カ月間、合計15枚のクーポンを発行されるようです。このクーポンが無料引換クーポンであれば、1500円相当になる可能性はありますね。

また、LINEには「マイランク特典」というランク制度があり、プラチナ会員はLINE Pay支払い時のLINE ポイント還元が3%ですので、25%還元のマイナポイントと合わせて最大28%還元することもできます。

LINE Payの公式サイトはこちら


決済サービスの公式サイト一覧

WAON https://www.waon.net/mynapoint/benefit/
Suica https://www.jrepoint.jp/information/suica_mynapoint/
メルペイ https://jp-news.mercari.com/2020/06/25/mynumber-outline/
au Pay https://wallet.auone.jp/contents/lp/mynapoint/description.html
Fami Pay https://famidigi.jp/famipay/mp/index.html
d払い https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/campaign/dpay_mynapoint/index.html
Pay Pay https://paypay.ne.jp/event/myna-point/
LINE Pay https://linepay.line.me/event/mynumber-point.html?utm_source=portal&utm_medium=campaignlist&utm_campaign=maina2007
楽天ペイ https://pay.rakuten.co.jp/campaign/2020/mynumberpoint_detail/

気になる各社決済サービスのサイトは上記のリストからご覧ください。


具体的な手続き方法

iPhoneを持っている写真

手続きは大まかに、以下の3つの手順です。


マイナポイント申請の流れ


マイナンバーカードの発行

マイナンバーカードをすでに発行している方はパスしてください。もし、「マイナンバーカードはないけど、マイナンバー通知書に同封された交付申請書は持っている」という人は、スマートフォンで申請する方法をオススメします。手続きはこちら←公式サイトのリンク

QRコードを利用した申請でスムーズに申請できるのでやってみてください。

一方で、交付申請書を持っていない方は、「ご自身で交付申請書を印刷して郵送」「本人確認書類を持って居住の市町村窓口で交付申請書を発行」のどちらかの方法を取り、マイナンバーカードを発行してください。


マイナポイントアプリのダウンロード

マイナンバーカードが手元に用意出来た方は次に、マイナポイントアプリをダウンロードしてください!

Google Play で手に入れよう


アプリで予約・申込手続きを進める

アプリがダウンロード出来た方は早速手続きを進めていきましょう。

手続きの流れは端末ごとに多少違いますが、以下の通りです。

  1. アプリを開き「マイナポイントの予約
  2. マイナンバーカードでログイン」>「マイナンバーカードの読み取り
  3. 読み取り完了後、「申込へ進む」(決済サービスを決めていない人はここまででストップ!)
  4. 決済サービスID」と「セキュリティコード」を入力する
  5. 申し込み完了!

次に、iPhoneとAndroid、それぞれからの予約・申込方法を解説します。


iPhoneの場合

まず、アプリを開き、オレンジ色の「マイナポイントの予約」をタップしてください。①iPhoneでマイナポイントアプリを開く


次に、「マイナンバーカードでログイン」をタップしてください。

②iPhoneで利用者ログイン画面


読み取り開始」をタップし、「パスワード」を入力後、マイナンバーカードをiPhoneに乗せてください。表示の通りに、ICチップを読み取ります。モバイル SuicaをiPhoneに入れるときと同様の方法ですね。その後、数字4桁のパスワードを入力してください。

③iPhoneでマイナンバーカードの読み取り


読み取りが完了したら、登録する決済サービスが決まっている方は「申請へ進む」をタップしてください。決まっていない方は「利用者マイページトップ」からログアウトしてください。

④iPhoneで申込へ進む


登録する決済サービスサイトから「決済サービスID」を調べて入力してください。また、「セキュリティコード」も共に入力してください。

⑥iPhoneで申込する決済サービスの登録


入力情報確認画面で完了すると以下のような完了画面が表示されます。これで手続きは終了です。

⑦iPhoneで申込完了


Androidの場合

まず、アプリを開き、「マイナポイントの予約」をタップしてください。

①Androidでマイナポイントアプリを開く


次に、「マイナンバーカードでログイン」をタップしてください。

②Androidで利用者ログイン画面


マイナンバーカード」をスマートフォンに近づけてください。マイナンバーカードに内蔵されたICチップを読み取ります。「読み取り完了」>「パスワード(数字4桁)」を入力してください。

③Androidでマイナンバーカードの読み取り


左上の「menu」から「マイナポイント」>「申込」をタップ

④Androidで左上のmenuから申込


登録する決済サービスサイトから「決済サービスID」を調べて入力してください。また、「セキュリティコード」も共に入力してください。

⑤Androidで申込する決済サービスの登録


入力情報確認画面で完了すると以下のような完了画面が表示されます。これで手続きは終了です。

⑥Androidで申込完了


以上が具体的な手続きの方法です。お疲れ様でした!

まとめ

  • マイナポイントはマイナンバーカードが必須
  • 還元率は決済サービスによる
  • 手続きはスマートフォンで完結する

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