【完全保存版】大学生の一人暮らし費用の全て!

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リビングルームの写真 下宿・一人暮らし

大学生になったら一人暮らししたいなぁ。でも、何に、どのくらいお金がかかるんだろう。。それと、下宿生活のイメージはなんとなくあるけど、実際はどんな感じなんだろう。。理想と現実のギャップを知りたいなぁ。

 

一人暮らしには慣れてきたけど、やっぱりお金のやりくりが大変…。少しでも毎月の生活費を減らしたいんだけど、節約の秘訣があるなら実践したいなぁ。

これから大学に通う大学生にとって、実家から大学に通うか、下宿して一人暮らしするかは大きな選択ですよね。この選択によって大学生活が大きく変わるのは言うまでもありません。

また、一人暮らしをはじめて、少しづつ慣れてきた人でも、毎月の出費が多く、生活が苦しいという人は多いのではないでしょうか。

 

当記事ではこれらの疑問・課題を解決すべく、以下のポイントに絞って解説します!

▼この記事を読んで得られる知識▼

  1. 大学生の一人暮らしにかかる費用
  2. 一人暮らしの学生に効果的な節約術
  3. リアルな下宿生活から見る下宿生活の理想と現実

では早速、見ていきましょう!

大学生の一人暮らしにかかる費用の内訳

大学生の一人暮らしには結構なお金がかかります。。ここでは、私立文系大学に通うため、下宿をした大学生がかかる費用の内訳について解説します。

費用項目 平均費用/月
学費 授業料 100,000円
図書購入費 6,000円
通学交通費 7,000円
生活費 住居費 70,000円
食費 25,000円
水道光熱費 10,000円
通信費 5,000円
娯楽・交際費 10,000円
医療費 5,000円
その他日常費 5,000円
合計 243,000円/月

出典:日本学生支援機構の学生生活調査(平成30年度)

243,000円もかかるのかと驚いたかと思いますが、授業料や教科書購入(図書購入費)は年2回の大きな費用としてかかってくるため、4月と9月は243,000円よりも費用が多くなり、それ以外の時期は243,000円よりも費用が少なくなります。

では、費用項目を1つひとつ確認していきましょう。

授業料と図書購入費(教科書代)
大学生活で最も大きな費用となるのが、学費であり、その大部分が授業料となります。私立は120万円、国公立は60万円くらいです。国公立大学では授業料が私立の約半分と見積って計算するとよいでしょう。(上記に加え、文系と理系でも違いがあり、理系の方が高い傾向があります)

ちなみに学費は「学校名+学部名+学費」で検索すれば、すぐに見られると思うので、知らない方は検索してみてください!

学校名 学部名 学費
検索

次に、教科書代は履修する科目によりますが、文系では、1年で約3万円で、理系だと約10万円くらいかかります。入学前に知りたい方は、オープンキャンパスで志望学部の先輩に聞いておくといいですね。

学費と教科書代は4月と9月(前期後期)の数週間の間に支払うことになる大きな費用ですので、生活費に含めず計算したいところですが、ここでは含めています。

 

「奨学金があるじゃないか」というツッコミもあるかもしれませんが、無利子の第一種奨学金を全額借りたとしても、私立大学の授業料を全額賄うことはできません。(大学の授業料高すぎ…。

具体例として、私の通っている近畿大学経済学部では、学費が1,085,000円/年で、奨学金は54,000円/月でした。つまり、437,000円はアルバイトなどの収入から支払わなければなりません。。。

通学交通費
「通学交通費は実家暮らしの学生だけかかるんじゃないの?」と思われるかも知れませんが、下宿生でもかかる場合があります
例えば、下宿先を決める際、大学に近い部屋が埋まっていくのは必然ですよね。指定校推薦や応募推薦、AO入試は入試時期が速いため、その合格者たちは自由に部屋を選べますが、後期日程の学生となると、そうはいきません。大学から一駅離れた部屋しか空いていないなんてことになる可能性も大いにあるのです。
また、通学を原付や単車にする場合、ガソリン代が通学交通費になります。特に、バイクは固定資産税もかかるので、安易な気持ちで購入すると後で大変かもしれません。
住居費
住居費は下宿生活の費用で最もイメージしやすい家賃費用のことです。また、生活費の中でも、最も大きな比重を占めることになるため、下宿生にとっては大きな問題になります。
家賃は立地・設備・築年数など様々な条件により決定されますが、大学付近の1人部屋となると、金額の幅は広く、3万~10万円と部屋によって多種多様です。(地方大学付近は安い傾向があります。)が、しかし、大体、4万~6万円に落ち着くと思います。
人によって許容できる条件が違うと思いますので、ザックリと気を付けたいポイントについて解説しておきます。
  • 部屋の広さ
  • 大学からの距離(立地)
  • 家賃の値段
  • 防犯設備の有無(オートロックなど)
  • 隣人の雰囲気
  • 周辺の治安の良し悪し
  • 防音壁かどうか

中でも、私が重要だと思うのは、大学からの距離家賃の値段です。まず、大学からの距離は近ければ近いほどいいです。もし寝坊しても、徒歩1分の位置に住んでいれば、間に合い、徒歩10分では間に合わないかもしれません。

「大学から近いと、友達にたまり場にされるんじゃないの?」と思うかも知れませんが、そんなのは理由を付けて断ればいいだけ。「友達を部屋に入れたら、親が家賃を払ってくれなくなる。お前が毎月払ってくれるんなら全然入れるけど(笑)」とでも言っておきましょう。

 

次に、家賃の値段ですが、自分の許容できる範囲で、できるだけ安くすることをオススメします。住居はライフクオリティに関わる要素であるため、安さだけに拘るのは危険です。例えば、月3万円でも洗濯機の設置スペースがない部屋だと、共用洗濯機を利用したり、コインランドリーを利用したりする手間がかかり、生活の質が格段に下がります。月4万円出しても、洗濯機が設置できるスペースを利用した方が良いかもしれません。

食費
生活費を切り詰めると言われて真っ先に想像するのが食費ではないでしょうか。1人暮らしの食費の相場は10,000円~30,000円程度です。食費は比較的簡単に切り詰めることができる生活費の1つです。しかし、私個人の考えとしては、食費を切り詰めすぎるのはよくありません。なぜなら、食事の淋しさは気持ちの淋しさに繋がるからです。
とは言っても、無駄遣いを推奨しているわけではありません。コンビニで弁当を買うより、お米だけ炊いて、スーパーでお惣菜を買う方が確実に安くつきますし、健康面でも良いです。
また、安いからという理由でたくさん買い込むと、消費期限内に食べきれず、捨ててしまうことになります。
自分の食べる分だけ、スーパーで買う」を念頭に置いて、無駄遣いを避ける程度に抑えましょう。
水道光熱費
生活費の代表的なものの1つである水道光熱費ですが、水道・ガス・電気代を総称して水道光熱費と分類します。
「水は出しっぱなしにしない!」
「お風呂のお湯を使いすぎない!」
「エアコンを使いすぎない!」
など、こまごまとした節約を言われる費用の1つですが、後ほど紹介する「オススメの節約術」で、より手っ取り早く水道光熱費を下げることが出来ます。
水道光熱費の1人暮らしの相場価格は5,000円~18,000円です。
通信費
通信費はスマホ代やWi-Fi代などにかかる費用の総称です。大学生になったら、「スマホ代くらい払いなさい」と言われる学生も多いのではないでしょうか。通信費の1人暮らしの相場価格は2,000円~8,000円と、非常にバラつきがあります。
これは大手キャリアと格安SIMで通信費に大きな差があるからです。(こちらも後ほど紹介する「オススメの節約術」にて解説します)
娯楽・交際費
娯楽・交際費は「欲しかったゲームを買う」「友達とご飯にいく」「部活の合宿に参加する」「海外旅行に行く」などの趣味や人間関係の形成にかかる費用のことです。娯楽・交際費の相場は0~40,000円です。趣味や人付き合いが一切ない人はいないと思いますが、際限なく使うことだけは避けましょう。
特に、交際費は使おうと思えば無限に使えてしまうので、注意が必要です。
医療費
医療費は文字通り「病院代」です。大学生の医療費の1人暮らしにかかる費用相場価格は0~20000円程度です。健康に気を付けていても、風邪をひくことはあるので、考慮すべき費用として追加しています。
その他日常費
その他日常費は毎日は掛からないけどたまに必要になるものの総称です。例えば、以下のようなもの。大学生の1人暮らしにかかるその他日常費の支出相場は5000円です。
  • 歯ブラシ、歯磨き粉
  • 化粧品
  • シャンプー、ボディソープ
  • ティッシュ、トイレットペーパー
  • 調味料

今すぐ実践できるオススメの節約術

ここでは「今すぐに実践でき、節約効果の大きいもの」に絞ってご紹介します!ここで紹介する節約法は「こまめに電気を消す」「お湯を使いすぎない」「エアコンを使わない」などの気持ちが淋しくなる節約方法ではなく、毎日の生活スタイルを大幅に変える必要のない節約方法です。

具体的には、「毎月の固定費を少しでも安くする」という節約方法をお伝えします。固定費というのは「携帯電話の料金」「水道光熱費」などのことです。(対義語は変動費といい「娯楽・交際費」「医療費」などが挙げられます。)毎月絶対にかかる費用を確実に減らすことで大きな節約効果を生み出します。

 

ここで紹介する方法を全て実践すると年間64,000円節約できます!

それでは、さっそく節約法を確認していきましょう!

 

電力会社を見直す

まずは、今すぐ年間約16,000円節約できる電力会社の見直しについてお伝えします。具体的にはネットの電力会社に変更する方法です。(変更手順は後ほど紹介します)

▼この節約方法が当てはまる人▼

  • 大手電力会社(東電・関電など)と契約している
  • 電力会社の契約を変更したことがない

※契約している電力会社が分からない人は毎月ポストに入っている検針票を確認してください。

検針票の画像例はこちら↓検針票

電気代=基本料金+使用電力量×1kWhあたりの単価で計算されます。しかし、1kWhの単価は電力会社ごとに違うのです。

【ネットの電力会社を使うメリット】

  • 大手電力会社より基本料金が安い
  • 1kWhあたりの単価が安い

大手電力会社は基本料金が高く、ネットの電力会社は基本料金無料の会社もあります。また、大手電力会社を利用するよりも、ネットの電力会社を利用する方が1kWhあたりの単価が安いです。(安さの理由は発電所を抱えていないため)

「そんな良いことばかり言ってデメリットはないの?」と思われるかと思いますが、デメリットについても隠さずお話します。

【ネットの電力会社を使うデメリット】

  • 利用明細がネットで発行される
  • 料金の払込がクレジットカード決済

利用明細とは検針票のことです。お手元のパソコンやスマートフォンにて利用料金や電気代を確認しなければならなくなります。(逆に外出先でも電気代を確認でき、過去数年間の電気代も確認できるのでメリットにもなりえます)

料金の支払いにはクレジットカードを必要とする場合が多いです。逆に言えば、毎月コンビニに払込票を持って支払う必要がなく、楽天カードなどでポイントを貯めることもできます。

まだ、クレジットカードを持っていない人はこちらの記事も参考にしてください。

404 NOT FOUND | 近ため
近大生のための情報サイト

▼オススメの電力会社一覧▼

各サイトに料金計算シミュレーションがありますので、そちらで現在の契約会社・使用料を入力し、どれくらいお得になるか、計算してみてください!

現在契約中の電力会社を解約する手続きは「変更後の会社がやってくれる」ため、面倒な手続きは一切ありません

早くやればやるほどお得なので、検針票クレジットカードを用意して申し込んでくださいね。

 

格安SIMを使う

格安SIMとは大手3キャリア「au・docomo・Softbank」を除いた携帯キャリアが提供する通信料の安い契約プランのことです。格安SIMに変えるだけで年間約30,000円変わります。

大手キャリアの特徴として、3ギガ程度の少量プランで通信制限の不自由さを感じさせ、多くの人に高値の大容量プランを契約させます。

格安SIMは市場を寡占しているキャリアから回線を借り、格安プランを提供することで市場に参入しようとしています。(電力会社と同じく、小さな会社ほどサービスの価格で差別化しているのですね)

【格安SIMの特徴】

  • 大手キャリアより料金プランが安い
  • ギガ数が多い
  • 混雑時、電波が悪くなる事がある(通勤・帰宅ラッシュ時など)
  • 田舎では使えないことがある
  • 2年縛りが無い←最大の特徴!!

最近、菅総理が大手キャリアの携帯料金引き下げを指示した通り、国のトップがわざわざ言うほど、「日本の携帯料金は高すぎる」のです。格安SIMは料金プランが安く、通信制限になるまでのギガ数も多いので、契約プランを替えない理由はありません。

デメリットは電波の弱さが挙げられます。混雑時に電波が悪くなるというのはよく言われますが、大手キャリアであっても混雑時に電波が悪くなることはあります。(花火大会で人混みのために電波が繋がらない経験はありませんか?)田舎で使えないのは電波の届く範囲が関係しています。ある程度人口のいる街であれば、問題ありません。

もし、格安SIMの契約プランが気に入らないのであれば、すぐにでも解約することができます。なぜなら大手キャリアにある「2年縛り」がないからです。2年縛りとは、契約後2年間は契約し続ける必要があり、契約破棄すると違約金が掛かる仕組みのことです。また、2年間後の2カ月以内に契約が変更されなければ、再度2年縛りが続行されます。(ほんとにめちゃくちゃな契約プラン。。)

【格安SIMの契約の注意点】

通信費=スマホの本体料金+毎月のSIMの料金 で計算されます。(SIMは4G通信するためにスマホに差し込むチップのことです。)

大手キャリアでは本体代は分割、SIMの通信料に上乗せして掛かります。一方、①格安SIMは本体代を分割して上乗せするプランに加えて②本体をネットなどで購入し、SIMだけを契約するプランがあります。どちらのプランでも大手キャリアを利用するよりは安くなりますので、ご検討ください。

▼オススメの格安SIM一覧▼

ガス会社の契約を見直す

ガスは「都市ガス」「プロパンガス」の2種類あります。下のボンベがある場合はプロパンガス、ない場合は都市ガスです。といっても、学生の私たちはアパートやマンションに住むケースが多く、プロパンガス会社の切り替えは難しいため、プロパンガスの賃貸に住む方は飛ばしてください。プロパンガス「都市ガス」は日本全土で小売りが実施されています(都市ガス自由化で検索してみてください。)電力会社を選べるのと同じく、ガス会社を選ぶことができます。話の流れは先ほどの電力会社と同じで、大手ガス会社と比べて、ネットのガス会社に切り替えることで、年間約16,000円安くなります。安くなる理由も電気と同じく、基本料金が安くて、利用単価が安いためです。

▼オススメのガス会社一覧▼

交際費をお得にする

大学生は友人や恋人、部活やサークル、ゼミなど、人付き合いにお金がかかることもしばしば。しかし、クレジットカードのポイント還元率が高い今、それを活用しない手はありません。外出先での支払いや飲み会での勘定をカードで支払い、現金を集めることで、ポイントをガッツリもらい、そのポイントをお得に活用できます!通常、還元率は1%ですが、人数が多くなるにつれて還元率は指数関数的に高まります。

具体的には「①カードの使える店に行く」「②カードで全員分一括で支払う」「③割り勘した金額を一人ひとりから回収する」「④支払った全員分のポイントがもらえる」という流れです。カードで払う代わりに、細かいお釣りを用意しておくと準備のいい奴と思ってもらえます!

クレジットカードをまだ持っていないという人は年会費無料のカードを発券してみてください。どんなカードにするか迷う方にオススメのカードはこちらです。

▼大学生にオススメのクレジットカード▼

まとめ:固定費を節約しても無駄遣いに注意

一人暮らしにおいて最も大きな費用となるのは住居費でした。しかし、固定費を削減することで大きな節約効果を得られることが分かったと思います。

特に、電力会社の変更はすぐにでもできるので、まだやっていないという方は以下のリンクからやってくださいね!

▼オススメの電力会社一覧▼

しかし、いくら固定費を見直しても、その分贅沢していれば、生活費は膨張します。毎日外食をしたり、買い食いしたり、ジュースを買ったりしていると、節約が意味を成しません。

これから一人暮らしをはじめるという人は、上記で紹介した方法を試しつつ、辛くない範囲で節約をしてみてくださいね!

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